わたしにとってのよさこい⑦
お久しぶりです。団長キリブチです。
さて。
私が始めたのは2001年に函館の学生チームに所属したことがキッカケなので、かれこれ20年近く(途中ブランクもありますが)よさこいに関わって来て、改めてこのテーマについて考えたら、すごくまじめでフツーの話になりました。
よさこいは踊りの要素が強いけど、やっぱりお祭りだと思うんです。
地元の方たちが毎日生活している街かどをお借りして、地元の方たちと一緒に楽しむ年に一回、一期一会の瞬間。だから、たった1曲4分のために一年中練習しちゃうし、たくさんの時間と労力とお金をかけて来たのに4分踊って拍手をもらうと「お釣りをもらった」くらい喜びがあり、大の大人が夢中になるんだと。
いわゆる普通のダンスイベントだったら、私はこれほど熱中していなかったように思います。
一方、私は「自分の幸せのために、周りの人に幸せになってもらう」ことをミッションステートメントにしています(≠自己犠牲、ご奉仕の精神)。
「周りの人」とはチームのメンバーであり、祭り運営の皆さんであり、お客さんです。
全力で幸せになってもらおうと思って一生懸命作品を作ったら、今の姿になりました。
全ては一生懸命楽しむ踊り子や、祭りを楽しむお客さんの笑顔や応援の声がエネルギー源です。
地元の皆さん、祭り実行委員の皆さん、踊り子の皆さんが心から祭りを楽しみたい!と集まって、一体感になって盛り上げていく、よさこい祭りって本当に良いです。みんなに勧めたい。
私にとって一生続けるライフワークにしていこうと相変わらず思えています。
withコロナと言われる現状、そんな祭りが開催できない状況が残念でなりません。
またみんなが心置きなく集まって、祭りを全力で楽しめる社会になることを心から願っています。
ではつぎは、みこちゃんにお願いしようと思います。