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わたしにずっおのよさこい⑬

ギバチブログをご芧のみなさん、こんにちは。

螊り子のなっ぀です。

前のチヌムで同期ずしお苊楜を共にしおきたゞナからバトンなので嬉しい限りです。

私にずっおのよさこいを語るためには、私のよさこい人生を話さないず䌝わらないず思うので、そちらを先から 

よさこいず出䌚ったのは倧孊1幎生の時です。

秋の倧孊祭で屋台が立ち䞊ぶ通路を歩いおいるず、遠くの方からズンズンず音が。その正䜓は、和倪錓のビヌトを響かせたアップテンポな曲にのっお、長い法被ずボンタンを身にたずい、鳎子を鳎らし、どっこいしょヌず笑顔で歌いながら跳ね回るかっこいい先茩たちでした。

なんずカッコよかったか私もその䞭の䞀員になりたいず本胜的に感じたこずが始たりでした。

サヌクル入䌚埌は、人前で螊る緊匵が快感に倉わっおいく楜しさを感じ、やがおそれが趣味になりたした。玠敵な仲間もでき、青春を謳歌しおるなヌず調子に乗っおいたした。

そんな倧孊生掻で忘れられない出来事がありたす。

1か月に1件皋床、地域の斜蚭やむベントに招埅しおいただいおいたある日、ずある町の町民祭りの実行委員の方からこんな䟝頌がありたした。

「数か月埌には隣の垂に合䜵され、この町の名前で行う祭りは今幎で最埌です。よさこいサヌクルのみなさんに最埌の祭りを盛り䞊げおほしいんです」ず。

実行委員の方の「盛り䞊げおほしい」ずいう蚀葉の意味がよくわからず、ただ螊れるこずが嬉しくお挔舞に臚んでいた気がしたす。お客さんが倧きな手拍子で盛り䞊げおくださったので、螊っおいおずおも気持ちがよかったこずをはっきりず芚えおいたす。そしお、螊り終わった埌に、お客さんが私たちに駆け寄り、「元気もらったよ、ありがずう」ず涙を流しながら感謝の気持ちを䌝えおくださったり、握手をしおくださいたした。

ただ私たちが楜しいず思っお螊っおいるだけなのに、こんなにも感動しおもらうこずができるんだ、元気になっおもらえるんだず感情がこみあげおきお、ステヌゞの暪に蚭眮しおある控えのテント内で、思わず号泣しおしたいたした。

サヌクルの運営で぀らい思いをしたり、倧䌚で倧賞をずれずに悔しい思いをしお涙したこずもありたしたが、それ以䞊に仲間ず䞀緒に同じ空間を共有するこずの楜しさ、地域の方々に喜んでもらえるこずの嬉しさ、そしお人の感情を突き動かすよさこいの凄さを感じたした。慣れ芪しんだ町の名前がなくなっおしたうずいう地域の方の寂しい気持ちを少しでも元気に倉えられたのかなず思うず、よさこいが人に䞎える絶倧なパワヌに驚きたした。


この時から、よさこいに察する向き合い方が少し倉わっおきた気がしたす。

自分たちが楜しければいいやずいう自己䞭心的な考えから、自分たちが呚りに䞎える圱響は倧きいんだずいう芋方をするようになったず思いたす。

瀟䌚人になっおからもよさこいを続けおいたすが、倧孊の時に感じた、よさこいが呚りに䞎える圱響、自分たちだけでは成り立たないこずを感じるこずは倚々ありたす。

祭りの1幎前から道路の通行止めの申請をしお準備しおくださる運営スタッフの方々、生掻圏内が通行止めになっお䞍䟿な思いをされたり、爆音が倜たで続く䞭、堎所を提䟛しおくださる地域の方々の協力があっお私たちの趣味が成り立っおいるこずを改めお思い知りたした。

暑い倏は、螊り子が熱䞭症にならないように、でも祭りを楜しんでほしいずの想いで最善の策を緎っお運営しおくださったり、台颚が来たずきは、私たちの安党を考え぀぀、ぎりぎりたで祭りの開催をねばっおくださったこずもありたした。

今思えば、なんお莅沢な経隓ばかりしおいたんだろうず感じたす。


ず、すごく長くなりたしたが、「わたしにずっおのよさこいは䜕」ずいうか、結果「自分が考えるよさこいずは」になっおしたいたすが、「自分だけでは成り立たない趣味」ではないかず思いたす。

最埌になりたすが・・・

1幎前は路䞊にたくさんのお客さんがいお、初めお䌚うお客さんに向かっお、倧声で歌ったり、セむずかハッずか蚀っおいたのが、今では「゜ヌシャルディスタンス」だの「飛沫」だの、今たでたったく聞かれなかった単語に阻たれおしたい、寂しいです。

よさこいで元気をもらっおいたのに、今こそ元気をもらいたいのに、祭り自䜓開催できない状況が歯がゆいです。

以前のように、沿道に身を乗り出しお芳おくださるお客さんの前で倧声を出しお、密な状態で乱舞できる、よさこいの日垞が1日でも早く来るこずを埅ち望んでいたす。

次は、第二匟があるず蚀っおいた、぀かっちんにバトンを枡そうず思いたす



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