top of page

江戸川よさこいMyフェスタ2019


皆さん、アンニョンハセヨ~ 初めまして。ギバチの新人踊り子、ギバチ唯一の外国人メンバー、ジナと申します。 私たちは先日の7月15日(月)、葛西臨海公園で開催された「江戸川よさこいMyフェスタ2019」に参加してまいりました。 連日の雨で足元の悪い中お越しいただいた皆様、お祭りの運営スタッフの皆様、本当にありがとうございました。 私は今年からギバチの踊り子として踊りはじめ、今回が2回目のお祭りでした。 一度はお祭りを経験しましたし、毎週練習も重ねてきましたが、やはりお祭り当日になると起きた瞬間から何とも言えない緊張感に包まれます。「この振りはどっちの足から着くんだっけ」「ここのポジ合ってたのかな」「ここのターンの方向は?」など、色んなことが頭から離れなくなります。この不安や緊張を気持ちいいプレッシャーに変える瞬間が、朝のリハーサルです。集合してメンバーたちの顔を見ると、「よし、やるぞ!」と気合が入ります。気合だけが入りすぎて、すぐ不細工な顔になるのはここだけの話です。(内緒①) お祭り当日の朝は、小雨が降る曇り空でした。まさに今年の作品「百鬼夜行~不滅の魂~」にふさわしい天気でした。そして会場は、梅雨の時期でもあり、雨が降ったり止んだり、水をたっぷり含んでいる芝生で、歩くことすらままならない状態でした。 泥の上で踊った1回目の演舞。オープニングを踊っているうちに、「おや?これは滑るかも?」という予感がしましたが、何とか3部まで滑らずに踊ることができました。そして迎えたクライマックス。フィニッシュのジャンプでメンバー半分がスライディング! カッコよく空に向けて手を伸ばすラストポーズのはずなのに、地面に膝をついている人、セクシーなマーメードのポーズをしている人まで、それぞれ個性あふれるラストポーズをしました。演舞後、メンバーは苦笑いでしたし、もしかすると観客の皆さんの中にも笑いたいのを耐えていた方がいたのではないかと思います。私の鳴子は泥だんごになりましたが、本当に楽しくて一生の思い出に残る演舞でした。団長は、「今までで2番目に足場の悪い会場だ」と言っていたので、1番目がすごく気になりましたが、聞けませんでした。団長はとてもかっこいいですが、まだ少し怖いかも知れません。(内緒②) 2回のお祭りを経て、個人的に次の課題にしているのは「表現力」です。 ギバチの踊りを見てくださった方はご存じかと思いますが、本当に独特なギバチだけの世界があります。今年の作品「百鬼夜行~不滅の魂~」には、土の中に眠っていた存在が生き返ってくるシーンがありますが、あいにく私は生き返った経験がなく(きっと皆も)、表現することがとても難しいです。それで、練習では常に曲を感じながらイメージするようにと言われています。振り落としの時も、腕や足の動きを教えてもらうのではなく、「こういう場面で、このような気持ちで踊る」という指示がほとんどです。 未だに戸惑う部分が多いですが、一つずつ分かっていくのがまた楽しいので、これからも練習を重ねて頑張りたいと思います。 そもそも私は踊り、それ以前に体を動かすこととは縁がなかったです。私が生まれ育った韓国は教育熱心な国で、部活をする文化がほとんどなく、朝から晩まで勉強勉強の連続でした。 そこまでしたのにまだ英語が話せないのが不思議です。(内緒③) そんな私が東京ギバチの踊りを見て、チームの一員として一緒に踊りたいと思うまでは、長い時間がかかりませんでした。「この独特な雰囲気は何だろう。なぜ目が離せないんだろう。すごい、かっこいい!」 もし、ギバチの入会条件が踊りの技術だったら入れなかったと思います。チームを好きな気持ち、どうしてもギバチで踊りたい、という気持ちで仲間になりました。もちろん、河川敷での練習は大変で、時には怒られることもあるし、踊りも難しくて苦労していますが、なぜか練習が終わるとすっきりした気持ちになり、また来週も頑張ろう、と思います。 何かを好きになることって、こういうことだな、としみじみ思います。 そろそろ梅雨も明けて、これから本気の夏! 本格的なお祭りシーズンが近づいています。もっと素敵なギバチの世界をお届けできるように頑張ります。 ギバチは年中入会を受け付けているので、一緒に楽しく汗かきたい方は、問い合わせページへGO! 次回は、8月25日(日)の「調布よさこい2019」に参加する予定ですので、ぜひお楽しみください! 今後ともよろしくお願いいたします。 ジナ


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page